鍼灸師となり、多くの臨床に携わらせていただくようになり、 自分の方が驚いてしまうような、多くの『はり』の力に出会いました。 しかし一方では、ただ"はり治療"の経験がないということではなく、 "はり治療に対して「強い抵抗感」を持っている" "はり治療に「どんな効果があるのか」を知らない" といったような方が非常に多い、ということも実感しました。 「もしかしたら、この人の役に立てるかもしれないのに」 そう思いながらも何も出来ないこともありました。 そのような思いが積み重なり、 「もっと多くの人に鍼灸治療の魅力を伝えていきたい！」 と考えるようになりました。 そんな思いで始めた一つが「鍼（はり）の日」というイベントでした。 平成22年7月から、月に一回、毎月８日に "はり治療が初めて" という方を対象に『体験治療』を開始しました。 正直なところ、まだまだ足りていないと思っています。 27年の秋からは８日が休日の月は代替日を設けるようにしました。 東洋医学を基本とした、 "やさしく、痛くなく、効果をあげる"治療で 鍼（はり）の治療の魅力をたくさんの人に味わって もらいたいと思っています。