静岡県沼津市の年英堂の鍼が選ばれる理由

「痛くない鍼」「熱くない灸」③

熱くない灸

お灸は、熱くて怖いというイメージを持っている方も多いのではないかと思います。しかし、一概にそういうわけではなく、技法などによって、熱く感じるものもあれば、温かいくらいに感じるものもあります。

当然「もぐさ」というものに「火」をつけて施術しますので、絶対に熱くないということはありません。

施術する位置や個人差によって、熱さを感じる程度が異なったり、気持ちよく感じる温度が異なったりすることがあるためです。

当院では、「基本的」には“温かい”程度のお灸を行っております。

ただ、肌の感度は位置や個人差により感度の差が非常に大きく、同じ熱量で感じる感覚は大きく異なります。そのため、弱い刺激でも強く感じてしまう方もいます。

ですから、当院では必ず弱めの刺激から始めていきます。

ただし、熱くないからといって効果がないわけではありません。しっかりと効果を出すよう施術してまいりますのでご安心ください。

熱くない灸

「熱くない灸」が出来る理由

①燃焼温度を上げすぎない

もぐさの種類、もぐさをひねる強さや大きさによって、もぐさが燃えるときの燃焼温度が変わります。

より不純物の少ない上質なもぐさを使い、もぐさをひねるときふんわりと柔らかくひねるようにすることで燃る温度を低くすることができます。

②最後まで燃やさない

お灸を据えて燃やすときに、途中で火を消すことで温度を調整することができます。「7分」とか「8分」とかで、熱く感じる直前に火を消すことで、温かく感じるお灸をすることができます。

③熱さを緩和させる

「傍圧」といって、燃えてきた艾が肌に近づいてきたときにお灸の周囲を押さえ肌に圧を加えることで熱い感覚を緩和することができます。特に熱感に弱い人や治療のためにどうしても刺激量が必要な人の場合には、「傍圧」を加えることで熱さを緩和させます。

「基本的」には熱いお灸はしていません。ただ、「熱い灸」も慣れてくると気持ち良いと思います。

「お灸が好き」という方は強い刺激を好まれる方もおります。

「熱い灸」は感覚としたら、「熱いお風呂」のような感じに近いと思います。最初皮膚表面が熱いときは感じない感覚が、徐々に芯にしみ入る、「効く」ような感じを得ることができます。ですので、熱いお風呂が気持ちいいと感じる方には「熱い灸」はお勧めかもしれませんね。

当然、当院ではリクエストがなければそのような「お灸」をすることはありませんので安心してください。

「痛くない鍼」「熱くない灸」をご希望の方は、年英堂治療院「はりきゅう治療室」へ